2006-08-27

8月のお稽古 その2


久しぶりに3人が揃いました~
今月お引越しをしたEさん。新居にもお花を飾る場所を確保できたそうです。青磁色の新しい花器に今日はニューサイランを5枚。うち3枚は曲線にして広がりを楽しむ生け方になりました。
ヒマワリの表情も豊かに見えます。
花留めとして初めてウズマキ。他にもいろいろ留め方を覚えて新居でも楽しんでいってください~





まったく同じ材料の組合せですが、Kさんは最初から直線的なシャープさを生かすことを考えていたそうです。先を折ったニューサイラン2本がポイントになって焦点を集めていました。ヒマワリだけでなく、スターチスの入れ方も細部までこだわって仕上げました。
(写真では分かりづらいですが、葉の角度で奥行き感がうまく出せていました)

先日、海老名の花展でたくさんの作品をご覧になって得たものが、今日の生け方に表れているのかもしれませんね。是非いろいろな会場へ足を運んでみてください。



珍しく石化エニシダ。Oさんには石化の部分を効果的に使った格花に挑戦してもらいました。
矯めやすいようでいて、細い葉がたくさんあるのも石化しているのもかなり難度が高く苦心しましたが、基本の9本生けを久しぶりに練習して花型を思い出してくださった様子です。
オーソドックスな花材と花型の格花を1つ1つ手掛けて、自由花とは異なる奥深さを経験していきましょう~





さて、ここ数年は毎年この時期にアイディア不足で悩むのが恒例となっています。次週は池袋東武さんで開催される彩花展の生け込みのご報告をします。

              

2006-08-12

8月のお稽古 その1

猛暑のなか、今日もお稽古をしました。

春以来、久しぶりに復帰したKさんは盛花をキレイに生けていました。カーネーション3輪がはっきり表情を見せ、長めに入れたコデマリの枝と器のバランスもうまく取れました。
キノブランは少なめ、水面をたくさん見せ夏らしくしたかったそうですが、その通りスッキリと出来上がりました。



一方、マサキ5本で格花に挑戦のOさんは、汗をかきながら枝を矯めました。足の部分も揃えて、堂々と立てています。
たくさん葉を落とし次第に基本の格花の線が見えてくると、苦心したことも忘れ大きな達成感を感じます。自由花のお稽古を終えたKさんも、途中からじっとOさんの手元に見入っていましたね。私も含め、練習してもっともっと格花を上手に生けたいと思います。

各地の名産 その5


待ちに待ったものが届きました、山梨の黄金桃です。
写真のとおり外見も、そして皮を剥いても黄色。赤くないし固いので分からないのですが、どうやら既に食べ頃。じゅわっと甘さがクチいっぱいに広がります。
白桃独特の後味がない感じ。種のまわりの果肉ばなれも良くて切り分けやすいし、相当研究した結果の品種改良ではないでしょうか?大成功ですね。
まだ生産量が少ないせいかスーパーの店頭には並んでいないようです。ネット通販でも6月時点で完売でしたから、これは約2ヶ月待った甲斐がありました~