2006-10-15

10月のお稽古 その1

秋らしいオレンジ色のスカシユリが今回の自由花の主役でした。
鮮やかな色の映える白い器を選んだEさんは、ユキヤナギの曲線を自由に遊ばせて楽しげな生け方に。細い枝の留め方をだいぶ勉強しました。ユリの高さにも変化をつけたのが良かったですね。






盛花のKさんも、横に広い花器を選んでユキヤナギを空間にゆったり広げて生けました。多めに開いたスカシユリの花を少し整理してどの花も正面から見えるようにしていました。前方の賑やかさと対照的に紫のスターチスを後方のスペースに離して入れ、空間の粗密のバランスがよかったですね。
逆生けは初めてでしたが、きちんとまとまりました。







格花のOさんは、イワナンテンで昇り活けに挑戦。
乾いてキシキシする枝を湿らせながら丁寧に矯めて、初めてながらなかなかの出来上がりとなりました。
先生からお借りしているどっしりとした二重切りの器で、見栄えも本格的に。これから何度か練習してモノにしていきましょう。


お稽古の日の晩、先日受賞のCさんのお祝いと留学先から帰国されたNさんの歓迎会がベトナム料理店で催されました。毎回集まるお酒に強い仲間たちの大騒ぎ、先生にはご迷惑でなかったでしょうか、、、遅くまでお疲れ様でした。

2006-10-01

ふたつのいけばな展@松屋浅草


浅草の花展、第3次の10/1-2に 私も出品させていただきました。
1次を見せていただいたところ例年通り力作揃いの大迫力でしたし、生け込み前日に急遽構想の3倍に膨らめてドキドキしながら臨みました。

今回の狙いは、上から左下へ大きく弧を描く流れを多種の花材でリレーのように繋ぐところ、そしてアクリルBOXで足元を浮かびあがらせた空間にも下向きの線をプラスし不思議さを感じてもらうところ、でした。観てくださった方に果たして狙いが伝わったでしょうか、、、
1ヶ月前の池袋での作品からだいぶ進化しましたよね?

花材は、普段お世話になっている月光町のお店と、最近ディスプレイがとても美しい駅ビルの花店で。
(ダリア、カーネーション2色、ネリネ、シェルジンジャー?、アロエ、ナルコラン、ニューサイラン、石化ヤナギ、晒し石化ダイズ、他)


★激務が続き消耗が心配された先生も、今日は元気が戻っていたご様子。だいぶ出品者が多くご指導も例年以上に熱を入れてくださっていたのだと思いました。Cさんの受賞、何よりのプレゼントですね。
また、LAから1年ぶりに戻ったNさんとの再会も嬉しい出来事となりました~