ShimoMeguro Diary
日常の雑事を忘れて集中するわずかな時間。1つの形にまとまったとき、達成感と爽快感が広がりニッコリしてしまいます。ココは「いけばな」下目黒教室のお稽古の記録です。
2006-07-30
2006-07-23
7月のお稽古 その2
盛夏のお稽古ということで、今回は浮き花を生けてみました。
![](http://photos1.blogger.com/blogger/2461/2183/200/O_0722.jpg)
ま ずOさんは、先日求めたばかりの長方形の花器の長さを活用して、長いアイビーを大きな曲線に見せて。水にくぐらせた葉と対称的な表現が生きました。デル フィニウム(ベラドンナ)が水面に馴染んでいるのとガーベラがはっきり存在感を主張しているのも、コントラストがついて効果的でした。
![](http://photos1.blogger.com/blogger/2461/2183/200/E_0722.0.jpg)
真夏らしい涼しげな形ですし、もっと大きな水盤で浮き花を広々生けてみたくなりましたよね。
![](http://photos1.blogger.com/blogger/2461/2183/200/MI_0722.jpg)
同じ材料なので、丸い器でお稽古後に居間の隅に生けました。ぐるりとアイビーを器の外に出したのは、もはや浮き花とは言わないかも、、、
これだけの花材でも空間の生かし方次第では大き目の水盤でも十分に作品にできてしまうのが、いけばなに集約された知恵ですね。