3月のお稽古 その1
このところ真冬に逆戻りの寒さ。
でも、花屋さんから届く花材は今回も「春まっさかり」です。
4月の花展に向けて、お借りした花器にそれぞれトライしてみてもらいました。
このU字型2つの変形花器に奮闘してくれたKさん。
花留めのワイヤーネットが意外に扱いづらかったでしょうか。
それでも、最後には「この器でいきます!」と決心してくださいました。
本番の作品がとても楽しみです。
今回もラクスパーのかわいらしさを十分表現できていたと思います。
事前に選んでいたブプレリュームの明るい緑色も、スプレーカーネーションも春らしくてステキです。
暖色系のカラーを軽く束ねて強さを出してみたのが良かったと思います。
高さを変えて、でも2ヶ所とも上へ伸びるカラーの花首。スッキリとした印象でなかなかステキな発想です。
モンステラはハッキリした存在感がある分、組み合わせるお花も数日考えていただいてお好みのものが見つかるといいですね。
今日はありあわせでキバデマリの枝を合わせてもらいました。
写真を見て思いついたのですが、モンステラが主役になるような生け方もあるのかもしれませんね。
Oさんには、今回もイブキでお稽古してもらいました。
細くスッキリした線が出しやすいので、当日はイブキ7本でいきましょう。
下へ伸びる線が長い分、上への線は短めに。
今日は途中で先をつまんだのでズングリになりましたが、このくらいボリュームがあると立派に見えてなかなかよさそうです。
木密(こみ)づくりから取り組んでいただいたので長時間になりましたが、Oさんは最後まで諦めずに仕上げる姿勢がすばらしいです。
だいぶ本番に近い仕上がりに。
皆さんの準備が順調に進み安心しましたが、自分では何を生けようか悩み中です。
せっかく春の花展だし、花の咲いた枝木がいいかな?と思いはじめました。
それから遅ればせながら、Eさん、おめでとうございます~♪